世界的トランペット奏者の日野皓正が、ジャズのコンサート中にドラム担当の男子中学生に往復ビンタを食らわしたと話題になっている。
テレビのニュースでその映像も見た。
僕なりに、テレビやネットのニュースの情報をまとめてみる。
日野皓正自らが指導する中学生のビッグバンドによるコンサートの本番中に事件は起こった。
ちなみに、ただの発表会ではなく、有料コンサート。
コンサート最後の曲で、100人近いメンバーがそれぞれのパートのソロ演奏を披露。
ドラムの少年は、自分の演奏時間が終わっても一向に演奏をやめなかった。
そこで日野皓正が、その少年の元へ行き、スティックを取り上げて、放り投げた。
これで演奏が止むかと思ったが、少年が素手で演奏を続けたため、日野皓正が髪をつかみ演奏をやめさせ、往復ビンタを見舞った。
実際に、手は顔に当たっていなかったとの報道も。
少年は「自分が悪かった」と非を認めており、父親も「ジャズを理解している人からすれば、うちの子が悪い」とコメントしている。
冷静に考えれば、悪いのは長い時間かけて練習してきた成果を発表する場で暴走した少年なんだろうね。
でも、公衆の面前で髪をつかんでビンタってのは、体罰と言われても仕方ない。
演奏をやめさせたかった、あるいは和を乱した少年が許せなかった、そういった気持ちは理解できるけど、同じ力を使うのであっても、ドラムから引き離して係員に渡すなどの行動はできなかったのかなぁ。
お年寄り特有のカッとした自分を制することができない、そういった行動だったのかなんて思っちゃう。
ネットの記事に「身内の演奏会ならともかく、大人ひとり4500円の入場料を徴収して演奏を披露する以上、たとえ中学生であっても勝手なことは許されない」ってあって、その通りだと思うけど、4500円も払って奏者が殴られるところも見たくないよなぁ。
僕は、特に日野皓正もドラム少年も責める気はない。
完全な部外者だし、ビッグバンドに関する知識なんて映画「スウィングガールズ」の中のことだけだしね。
ただ、気になるニュースではあったので、感じたことなどを書いてみた。
ところで、暴力沙汰以前に、大事な演奏道具であるスティックを投げ捨てるって行為に問題はないんだろうか。
僕は、そっちの方が気になった。