『魔法飛行』の続編ということで、『魔法飛行』を読み返してから読もうと思ってたら、買ってから3年も経ってしまった。
結果的には、必ずしも読み返してから読む必要はなかったかな。
でも、やっぱり読み返したことで、おもしろさは増したかも。
以下、内容に触れてるので未読の方はご注意を。
なんとなく違和感を感じながらも読み進む、十数通の手紙。
今回もあっさりと謎を解いちゃうなぁ、瀬尾さんは。
そして『バック・スペース』は駒子モノのはずなのに、別人の物語。
それは、ある意味、駒子の物語でもあるわけだけど。
加納作品にしては、駒子モノにしては、いまいちだなぁと思いながら読んでたけど、気付いたら引き込まれてた。
女性作家の書く恋愛モノって苦手なんだけど、一味もふた味も違う展開に、うるうるしてしまった。
さすがは加納朋子。文章力が半端ない。
速水くん、種明かし前に瀬尾さんだと気付いたけど、気付いた時のやられた感も心地よかった。大事な女性は彼女じゃなく、お姉さんだったんだね。
「瀬をはやみ~」中学時代の国語の授業で取ってた札だ。“せ”で始まる歌は百人一首に1首しかないから、最初の一文字を聞いただけで取れるんだよね。