ちょっと早く着きすぎて、開門直後だったけど、けっこうな列ができていた。
寒さが敵だと思っていたので、日陰を避け、最初からバックスタンドでの観戦。
風がけっこうあって寒かったけど、ずっと日が当たってたので、凌げた。
照明の陰に入った時は、かなり寒かったけど。
第2試合の後半には照明にも灯が入り、メインスタンドは完全に日陰に。
バックスタンドは、風が止んだ時は暖かいくらいだった。
大正解。
第1試合・アルビレックス新潟レディース対日テレ・ベレーザ
前半
序盤からベレーザが攻勢に出るも、新潟が人数をかけた守備でピンチの芽を摘む。
新潟は15分、阪口のロングフィードに上尾野辺が反応するもDFにつぶされる。ファールにも見えたが。
この辺りから新潟がペースを握り始める。
ベレーザはGKとDFの連携が怪しかった。
新潟は25分、中盤でいい守備をした阪口から右に展開、佐伯のクロスに菅澤が頭で合わせるもボールはGK。
前半はほぼ新潟ペース。とにかく守備がいい。
後半
5分、右サイドで粘った口木がクロス。クリアボールを阪口がダイレクトで打ったシュートはゴール左隅に。新潟が先制。
新潟は15分、阪口のクロスに上尾野辺がダイレクトで合わせるも、DFがブロック。
その直後、上尾野辺のCKに川村がドンピシャヘッドで2点目。
ベレーザの右から左からの波状攻撃は、新潟が体を張った守備で凌ぐ。
33分、ベレーザ村松の右サイドからのクロスをGKがキャッチミス。こぼれ球を有吉がきっちり決めて1点差に。
そのままタイムアップ。新潟が初の決勝進出を決めた。
今季ずっと見たかった新潟の試合をようやく見られた。
注目していた阪口、上尾野辺、上辻の絡みはほとんど見られなかったけど、ベレーザに対し完勝とも言える内容で、初の決勝に進出。初タイトルに王手をかけた。
ひとことで言えば、守備の勝利。
中盤から人数をかけ、積極的にチャレンジし、ボールを奪う。最終ラインもいい読みでくさびのボールを入れさせない。裏を取られそうになってもカバーもすばらしかった。
GKのミスで1点こそ失ったが、ほとんど危ない場面はなかった。
攻撃では、菅澤のポストプレー、右サイド佐伯の動きが目を引いた。
上尾野辺、阪口の代表コンビも気に利いたプレーを見せてくれた。
独断のWOMは川村。中盤の底で効いてたし、2点目はフリーになってのドンピシャヘッドだった。
ベレーザは立ち上がりから15分くらいはスピードに乗った攻撃でチャンスを作ったが、その後はほとんどいい攻めが見られなかった。
前半途中に「攻め合うもっとおもしろい試合しようや」というヤジをとばした初老の男性がいた。
私は十分に楽しかったが…
ありゃ、野球を見に行って投手戦をつまんないと言っちゃうタイプだな。
そりゃ個人の好みだから、思うのはいいけど、ピッチに向かって言うことじゃない。まして、なでしこのゲームで。


両チームの円陣(左・新潟 右・ベレーザ)


両チームの応援席(左・新潟 右・ベレーザ)
第2試合・INAC神戸レオネッサ対岡山湯郷Belle
前半
INACは2分、右からのクロスのクリアを那須が拾い、ドリブルから川澄とのワンツーで抜け、いきなりの先制点。
INACは10分、チ・ソヨン(?)のスルーパスに高瀬が抜け出すもDFが寄せ、シュートはGK。
INACは13分、裏を取った南山が右サイドからクロス、川澄のシュートはGK。
Belleは15分、FKのチャンス。宮間が直接狙うもわずかにサイドネット。
INACは18分、川澄がスピードでDFを振り切ってシュート。右ポストに当たり、跳ね返りはGK。
INACは24分、川澄が再びスピードでDFを振り切るとワンツーでGKと1対1に。今度はゴール右へ冷静に決める
30分くらいまでは一方的なINACペース。
右サイドの中野とFWの有町がポジションチェンジしてから、Belleの時間帯に。
Belleは35分、宮間、中野、有町の絡みで、2度ほどチャンスを作るもゴールはならず。
44分、BelleのFK。ゴールまで約40mを宮間が直接狙うもGK。
直後INACは、ゴール前中央でボールを受けた大野がドリブルからシュート。DFに当たりコースが変わったボールはゴールへ。
3-0とINACリードで前半終了。
後半
立ち上がりから、立て続けにBelleがゴールに迫り、シュートを放つも枠はとらえられず。
INACは11分、後半頭から投入された米津が左サイドをドリブルで持ち上がると、DFをかわし中央に切れ込んでシュート。福元のファインセーブでゴールはならず。
Belleは21分、宮間のロングクロスに中野が合わせ1点を返す。
Belleは32分、宮間のパスに松岡が抜け出すもシュートはポスト左に外れる。
INACは40分、右サイドを崩し、最後はゴール前ドフリーの大野へ。しかしシュートはバーの上に大きく外れる。
INACは45分、左サイドでDFのボールを奪った川澄がドリブルで、GKも外しダメ押しのゴール。
このまま4-1でINACが勝ち、2年連続の決勝へ駒を進めた。
Belleは立ち上がりにいきなり失点すると、INACのスピードに乗った攻撃に防戦一方。
INACの寄せが早くまったく落ち着いてボールが回せない。
Belleが悪いというより、INACが良かったという感じ。
宮間もチェックが厳しく、ほとんど仕事をさせてもらえなかった。
30分くらいから、いい時間帯もあったけど、ほぼ一方的なINACペースで前半を終えた。
それでも後半は、パスがつながり、シュートの数も格段に増えた。
宮間が自由になる時間が増え、有町とのポジションチェンジでFWに入った中野のテクニックとキープ力もあり、チャンスも増えた。
そして21分、宮間-中野のホットラインで1点を返す。
その後もチャンスを作り、後半に関しては互角の戦いが出来ていたと思うが、ゴールは奪えず。
45分に壷井が川澄にボールを奪われると、ダメ押し点を献上してタイムアップ。
川澄のスピードにDFが振り切られる場面がしばしば。スピードに対応できないなら、パスの出所を押さえなければと思うが、それもままならない上に、裏へのロングパスやスルーパスではなく、ワンツーで抜けてくるので、実に厄介な存在だった。
実際のワンツーの数はそんなに多くなかったかもしれないが、やられたという印象が強く残っている。
これで、Belleの今季は終わった。
中野のFW、有町のサイドというのは、来季に向けてありかなという気がする。
今季初の生INACは強かった。
チームとしてもそうだけど、個人のレベルがまったく違う。
特にスピード。走るスピードもそうだけど、パススピード、判断のスピードなど、すべてのスピードが速かった。


両チームの円陣(左・INAC 右・Belle)


両チームの応援席(左・INAC 右・Belle)