救急車の出動に関する話を聞くことがある。
119番を受け、電話の内容から出動させなかったら、その電話主が亡くなってしまったという話を最近も聞いた。
すべての出動要請に応えていたら、対応しきれない以上、出動拒否も止むを得ないが、もしそれが原因で命を落とす人がいるようだと、それも大きな問題だ。
その判断はとても難しいと思う。
救急車をタクシー代わりになんてのは言語道断だが、救急車が本当に必要なのか考えてから出動要請してくれと言われても、その判断は難しいと思う。
例えば一人の場合、タクシー会社に電話したとして、乗れるところまで一人で行けるのか。
タクシーに乗って病院に行っても、昼間なら普通の外来として扱われる訳で、その間に悪化して取り返しのつかないことにならないのか。
夜間や休日の場合、どこの病院に行けばいいのか、すぐに判断がつくのか。
本当に応急処置をしなくて大丈夫なのか。
これらを考えると、少しでも心配なら救急車を呼ぶというのも仕方ない気がする。
それでも、むやみに救急車を呼ばないという考えは、少なからず国民全体に行きわたってると思う(実行できてるかは別として)。
そんな中、僕がいつも気になるのは刑事モノのドラマだ。
事件や犯人逮捕にかかわった人がケガをすると、ちょっとしたケガでも、すぐに「救急車を呼んでくれ」と言う。これは、ほとんどの刑事ドラマで見られる場面だ。
先日、第1話が放送になった「ハンチョウ」でも、そういう場面があった。
無駄な救急車の出動を抑えようという流れができてきてる時だけに、ドラマの制作スタッフもその辺のことは考えた方がいいように思う。